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背面練習その2 [トレーニング]

過去の記事の中に背面練習を書いたものがあったので少し修正して再掲載しておきます。

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・慣れないうちは、ダウンフリップ(正面ホバで向こう側に180度回転する方向)で始める。
・大きく上昇してから、ダウンをゆっくりうち、背面になって少し下がり始めてからマイナスピッチに入れる。
・マイナスピッチは最高で −5度に設定しておくと止め易い。
 ( -5 度に設定してさらに2〜3%ピッチをマイナスにしておくとちょうど良いくらい。)
・戻す時はダウン(フリップ)で戻す。

マイナスピッチが −5度というのは、T-REX シリーズだと背面で少し浮いて行くぐらいの状態です。
背面になった時に一杯スティックを降ろし、浮きすぎたら少しスティックを上げるという操作で上下動を抑えられます。

ダウンフリップで入れるのは、自分の方向に飛んで来ると怖く感じるからです。

エルロンの操作は普通の対面ホバリングと同じなので、対面をマスターしていると違和感無く行えます。エレベーターとラダーは逆になるのですが、機種を向けたい方向に舵を切ると覚えておけば、あわてなければ大丈夫です。

ピッチの操作はシミュレーターなどで慣れるしかありませんね。

対面ホバリングと宙返りくらいはマスターしてからの方が成功率は高いようです。

今回書いたのは、背面の対面ホバリングです。方向が逆だと舵打ち方向も変わってきます。
全方向の背面ができれば、演技の幅が格段に広くなってくると思います。

エレベーターの舵角は、大きなダウンフリップ(フリップでは無いけど)で背面に入れられる程度。
エルロンは、ノーマルモードでホバリングを練習する時くらい。
ラダーはピルエット速度が速くならないくらいに設定します。

舵角が多いと背面で結構あばれますので、練習しにくいです。
十分安定するようになってから、舵角は増やされた方が良いと思います。

私は、アイドルアップでも、背面練習する時とロールの時はモードを分けています。

次は、実際の舵の入れ方を図解してみたいと思います。