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トラブルの根本 [T-REX 700 LE]

せっかくなのでいろいろ弛みが無いか点検しながら分解していましたが....

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エンジンボルトが右側に2本、あるはずのところにありません。
この間見た時はしっかりしまっていた感じがしたのですが、どうも六画ドライバーで絞めたのがいけなかったようです。
六画レンチは作業性が落ちるのと、場所によってはしっかり絞められないのでドライバーが主流ですが、ここぞという場所には六画レンチの方が力が入ります。
一回絞めると、レンチは捨ててしまうくらいのつもりで絞めておきます。

他にも交換したい部分があったのでクラッチもはずして、スタータカップリングも交換しました。
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スターターシャフトを交換しても、噛み合わせがいまいちだったのでこちらも新品に。
クラッチユニットを分解したら、ここも弛みがありました。
エンジンの振動恐るべしですね。


被害状況確認 [T-REX 700 LE]

ちょっと見た感じでは4カ所ほどでしたが、部品をオーダーしないといけないので詳細点検。

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ヘッドは、ボールリンクが折れている(予備あり)とセンタードームがはずれて飛んで行ってしまいました。これをつけているとメインローターホルダーのアームが曲がったりするので、付けない方針としました。

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スキッドが一本。これは、T-REX 600 NSP の修理の時にはずしたものがあったので、寸法も同じでそのまま付けておきました。良く調べると、T-REX 550 E も同寸法で。もう一個予備があります。

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メンギア。ガリガリでした。オートローテーションギアの方は大丈夫でした。
不思議とトルクチューブ関係は無傷でした。

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テールもメカ類は大丈夫でした。
ローターはちょっとだめですね。バーチカルスタビライザーのあたりで衝撃を受け止めたので、テールブームが曲がるくらいで済んだようです。
テールブームの曲がりが少しだったので、トルクチューブはどうかなと思いましたが、ほんの少〜し曲がっていてダメでした。

ローターを除けば5千円ちょっとというところです。
修理費が安いヘリですね。


フリップフリップ [T-REX 700 LE]

年末は曇り雪の予報だったのですが、日曜日だけ急に晴れマークになっていたので急ぎ準備して行ってきました。

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AIRSKIPPER E12 は、規定の3フライトして早々とお蔵(車の中)入りになりました。

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ステイシー。T-REX 700 用のも出ているようです。

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私はその後、T-RE X 700 LE をホバリングと上空に行っていましたが、2フライト目の上空でストールに入れようとした瞬間、フリップを3回ほど連続して飛行場の外に落ちました。
フライバー、テールブーム、トルクチューブ、メインローター、テールローターが被害状況です。

フリップしながら落ちたのと、飛行場の外の草地(茫茫)に落ちたのが幸いしたようです。
ここの飛行場では、怖がって(太陽があるから)あまり川の上に行かないので生還できました。

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犯人はエレベーターサーボのホーンの弛み。
ネジが付いているので、絞めてあったはずなのですが(ネジを付け忘れたというのはあり得る話ですが)、クラブ員全員一致の意見で絞めてなかったのだろうと言う事になりました。
まっすぐ、下に落ちて良かったです。

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しょうがないのでおとなしめに、T-REX 550 E のホバリングなどをやって、今日の余生を過ごしました。バッテリーはまだありましたが、ローターが共用なので AIRSKIPPER を出せません。

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クラブの方の T-REX 500 ESP 。

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MIO さんの SST イーグル。
今日は調整が終わって調子良く飛んでいました。

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クラブの方の CALIBER 。塗装は自前です。
エアウルフの塗装もきれいです。

今日のエンジン始動時に私のスターターでは起動しませんでした。
どうもメンテナンスオイルが固まっているらしく、少し強力なスターターを借りたらOKでした。
スターターのリポも相当古いですから、少し以前のパワーのあるリポ( 30C )を引退させて、パワーアップしようと思います。



ストックオイル充填 [T-REX 700 LE]

ストックオイル届きました。

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思ったより透明ではありませんでした。
結構変色するみたいなので、冷暗所に保存しておこうと思いますが、どのくらいの期間品質が保てるんでしょう。使う量が少なければ、タミヤ(エンジンバギー用)の缶入りスプレー式のものが良いかもしれません。

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キャブレター、又はスプレーバー(燃料供給用のパイプ)から多めに入れて、スターターでエンジンをから回しします。

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バックプレートを開けて点検してみましたがベアリングはきれいでした。三日くらいで錆びたりはしないようです。ちょっとオイルを足して、フタを閉めてもう一度オイルを行き渡らせておきました。

明日、フライトに行くかもしれないので特にしなくても良かったんですが、試してみたかったので...。

今後定期的にやってみて、何ヶ月後かに点検してみたいと思います。


明日に向けての仕上げ [T-REX 700 LE]

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チューブを交換します。間にニップルを挟んでいるのは、マフラーの熱で、チューブがダメになるので先端だけ交換するためです。(切り取っていると段々と短くなるので)

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マフラー取り付け時には、マニホールドのところにバスコークを薄く(ほんの少し)塗っておきます。

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チューブはマフラーに接しないように。

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オーバーホールから帰ってきた、サーボを搭載します。
S9255 3個、S9252 1個、S9254 1個、受信機二つ( R608FS と R617FS )。
こちらの方は1万オーバーでした。技術料で6割強。一部ギア交換がありましたが、ほとんど点検調整です。明細は品番が書いてあるだけなので、何をしてあるのか良くわかりませんでした。

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今回は大型で厚めのサーボホーンを取り付けます。
このサーボホーンは穴があいていないので、ゲージを使って穴をあけます。
T-REX 700 のホーンの穴は、中央から約 15mm です。
ドリルをピンバイスに取り付け、ゲージの上から穴を開けます。
ドリルは、1.8mm とゲージの説明書にありましたが、1.4mm あたりが、ALIGN のリンケージボールには都合が良いようです。


再びレギュレーター [T-REX 700 LE]

より安全を考えて、受信機にはニッカドを使用していましたが、どうもフライト時間が短くて結局リポに戻す事に。
レギュレーターが故障した場合を考えての事でした。

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さて、T-REX 700 LE には、600 ESP から借りてきた、レギュレーターを付ける事にしました。
ALIGN には、ALIGN 製を。

2 in 1 レギュレーターとスイッチの形状が違い、ちょっとスイッチを入れ辛いですが、なんとかなりそうです。電動機の予備で3〜4フライトですので、ALIGN の 1,700mAh リポを1本持って行きます。

さて、レギュレーター化は、AIRSKIPPER E14 も予定しています。こちらはプロポメーカー製のレギュレーターを予定しています。


700 LE オーバーホール [T-REX 700 LE]

T-REX 700 LE のエンジンをおろした後に、リンケージを確かめましたが特に問題ない様子。

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クラッチシューも点検。まだまだ大丈夫のようです。
一通り清掃して、アンダーカバーとスキッドは風呂場で丸洗いしておきました。

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パイプ類はひととおり全て取り替えます。
直接にエンジンの熱が伝わっていないところでも、日光や風雨(油かな)に曝されて、色あせてきています。シリコンのひび割れがおきないうちに新品に交換です。

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ラダーサーボ( S9254 )もオーバーホールに出しましたが、今回は 550E に搭載していた BLS251 を移植するので、GY701 とともにつけ直しました。
今回は、ジャイロアンプは正面の操作し易いところに持ってきています。

オーバーホールが週末に間に合えば良いのですが...。


サーボオーバーホール [T-REX 700 LE]

オーバーホールと言っても、自分でできるわけではありません。
こちらもメーカーに出します。

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スワッシュ3個とエンコン、ジャイロ用サーボ、受信機です。
ケーブルを交換してもらうと結構な出費ですが、大型機なので安全のために仕方がないですね。

エンジン機は週末かつ、毎週飛ばしたわけではなかったのですが、サーボを固定している期間に応じて、それなりにケーブルは痛みます。飛行機のように搭載に余裕があり、かつソフトな素材であれば、毎回交換しなくても良いように思いますが...。

ヘリはやはり消耗が激しいですからね。
今回はありませんでしたが、知らず知らずの間に回転部分に接していて、ケーブルが断線寸前の事もあります。
私は、ジャイロサーボのケーブルが擦れていて、サーボアンプが故障したことがあります。離陸の時に気づいて事無きを得たことがあります。


ファンプーリー抜き [T-REX 700 LE]

結局、エンジンからファンを抜く事ができず、ツールを探す事になりました。

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候補はこれ、K&S 製品。
クラッチ取り付け部分のネジがバリアブルに変更できる点が汎用的です。
あちこち探して見ましたが、T-REX 700 に使用できそうなのはこれだけでした。
(各社のヘリ専用のものはあります。私もJR製は保有。)

来週発送となってしまいそうです。


エンジンおろし [T-REX 700 LE]

オーバーホールに備えて、エンジンからおろします。

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マフラー取り外し。
マニホールドからのぞいてみましたが特に問題はなさそうです。

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エンジン側も大丈夫そうです。
目視ですが、たまに見ておくのは重要です。(私は見ていませんが。)

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T-REX 700 LE は、アンダーカバーがついているのでスキッドをはずさないとエンジンがおろせません。

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アンダーカバーをはずした状態。

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エンジンマウントのネジとファンカバーのネジをはずした状態。

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反対側も。

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エンジンがおろせました。

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クラッチも特に劣化している様子はない模様。

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ファンカバーをはずしたエンジン。

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クラッチもはずしました。

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プロペラシャフトのナットをはずすために、バックプレートを開けてみると、リアベアリングが錆びていました。

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ナットを締めた時のように、リアを固定してはずします。

ところで、この後にファンをはずすのですが、簡単にははずれませんでした。専用のファンプーラーが必要のようです。

後半へ続く...いつでしょう。