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安定化電源の考察 [充電器]

PC関係の話ではありません。
300W+300W のリポ充電器(Gemni-2014)のパワーを活かすべく、安定化電源について検討をしています。
Gemini-2014 は入力電流にトリックがあって、電流は40A までしか設定できません。
15V なら 40A で600W 分の電源を確保できますが、安定化電源の選択肢が限られてしまいます。
現状では、価格を考えると2種類くらい。

PC用の電源が使えると価格はぐっと安くなります。
やはり生産量が圧倒的に違いますので。もちろんPCも精密機械ですので、電源の安定度は十分だと思いますし、静音化タイプ(PCも静かなものが好まれる時代ですので)なども出ています。

ただし、電圧は 12V です。

topbigtx6502_000.jpg
例として、650W タイプの電源ですが、12V では 52A まで取り出せますが、Gemini-2014 の場合は、40A なので 12A 分が活かせません。
12V 40A として、480W となり、理論的には、6 セル 5,000mAh (MAX 25.2V)を 9.5A 程度で充電できることになります。(実際の充電電流はやってみないとわかりません。)

まあ、これくらいあれば HYPERION DUO 615 DUO3 + 安定化電源 13.5V 30A の充電電流 6.0A と比べてかなり改善されると思いますが....。

もう一つ注意しなければいけないのは、PC用の安定化電源はトータルのW(ワット)数を表示しているので、12V 1系統で何A(アンペア)とれるか確かめる必要があることです。
低価格なもの(5千円以下)は、何系統かに分かれていて、電流量が少ないものがほとんどです。
1系統で 40A 以上取れるものが推奨です。

それでも1万以下でありますが...。

ケーブルがごちゃごちゃしていても気にならないで、工作好きな人向きです。

【追記】
Gemini は、入力電圧の設定が 12V 以下に下げられないのですが、PCの安定化電源は 11.7V くらいだという話なので、これで充電時に電圧不足でエラーにならないかは試してみる必要があります。
ALINCO で 11.7V 程度に設定して試してみれば良いでしょうか...。
まだまだ、謎の多い充電器ですね。